はーいGWですが休みでしたー。もう知らんけど。
そんな中、まさにGWにふさわしい事件が。
えー、まあ休みの日課で今日も5キロほどジョギング。
出る直前、オカンに頼まれてコンビニで筆ペンを買うべく要請。
んですっぱつ。
しばらく淡々と走る。
折り返しを過ぎ、数百メートル走ったところで奴は来た。
切腹でもしたほうがマシとでも言いたい腹痛。
俺に憑依せし者、まさに黄金魔王とでも呼ぶべきか。
ところが田舎なわが家なため、近所にトイレ的な建造物は皆無。
痛まるハラを抑えつつひたすら家へ向かって早足。
走ったら振動で即死。
筆ペンは便所行ってからもう一回買いに行こう、そう誓って。
そのままなんとか家まであと1キロほどにまで迫ったとき
腹の中で一気に咆哮をあげる黄金魔王。
22年間生きてきたおかげで瞬間的に理解した。
「もはや一刻の猶予もない」
そのとき、ちょうど交差点に差し掛かった。
直進してあと1キロ歩いて家まで行くか。
それとも左折して500メートルほどのコンビニまで行くか。
できればジョギング中の汗だくの状況でコンビニに入ってソッコートイレ借りる、という事態は避けたかった。必ずトイレあいてるとも限らないし。
だが俺は選んだ。コンビニルートを。
今にして思えば、この選択がその後の俺の
運命を大きく変えた。
ひたすら歩いた。痛みに耐えて。
22にもなって草むらでカマしてたまるかと。
ましてや力のオーバードライブなんてもってのほかだと。
幸い人通りはほとんどなかった。
それでも刻一刻と俺の中の黄金魔王は力を放出し続ける。
押さえ込むのも限界だった。
俺は今日ほど、
そこらの草むらとかビニールハウスの中とかを
真剣に見たことはない。
そしてコンビニまであと250メートルほどとなったころ、とうとう来た。
リミットが。
いままさに俺の肛門封印を解き放ち、現世に生れ落ちようとする黄金魔王。
もはや顔が出かけている。
しかしまわりは農道、田んぼのみ。しかも目の前には交通量の多い車道。
瞬間、マジで適当な茂みを探した。
でもこっちルートには適当な場所がない。草むらはあと100メートル以上戻らないとないのだ。
横断歩道前で、2・3回ほど右往左往する俺。
みっともないことこの上ない。
そのとき、神は降りた。
車道が拡張工事されており、ちょうど作業現場に簡易トイレを発見。
迷った。
しかしうまいこと祝日のため作業は休み。人の気配ナシ。
決意する前に、もはや足が動いていた。
疾った。
工事現場の砂利道をただひたすらに。
もし通行人に見られて「不審者が事務所のほうへ行きました」とか言われたらどうしよう、とか思ったがもはやかまっちゃいられない。
さらに途中、1・3メートルほどの高い土手があったものの
追い詰められた人間の底力とでもいうんでしょうか、
1秒かからず突破。
そのまま一気に簡易トイレへ。
正直きたなかったけど、そのときの俺には
どんな楽園よりも輝いて見えた。
汗で足にへばりつくジャージをうんとこさ脱ぎ、
召還の儀式が始まる。
凶悪なほどの産声を上げ、生まれ出で来る黄金魔王。
そのとき、なぜかウォークマンから流れていた曲が
森山直太朗の「さくら。」
さーらーばぁぁぁぁぁーとぉーもよーまたぁー
このばーしょでぇぇーあおおおぉぉぉーー
金輪際会いたないわ。
トイレ出るときもきょろきょろとまぁこれ以上ない不審者ぶりを発揮して脱出。
そのままじんじんするアナルを抱えて筆ペン買いにコンビニへ。
その後無事ともつかない状態で帰宅。
まぁアレです。俺が言いたいのは工事現場のおっちゃん、
ありがとう。
本当に本当に。
ありがとう。
アリガト!(´▽`)。